なお先生のアンテナ

個別指導の塾講師です。教育に関して日々、気づいたこと、シェアしたいことを綴っています。

【ニートは英語で?】英語豆知識 ~センター試験英語2019より(2)

 昨日の続きです。

センター試験2019英語より、メモ。

 

 

■neat rows:きちんとした列(問題41-45(第5問本文))

お父さんの家庭菜園の話で、

His plants had come up in neat rows...と出てきました。

(4月の終わりには)彼の植物はきちんと列になっていました。

 

neatは「きちんとした」とか「すばらしい」という意味です。

日本語の”ニート”じゃありません。

(ちなみに、日本語のニート

Not currently being Employed, Educated or Trainedの略でNEETだそうです

 

neatは、niceの意味でめっちゃポジティブ。

That's neat! :それいいね!

You are neat!:君っていい人だね! 

(→日本人は言われたら「え??」て思うよね)

 

元の「きちんとした」という意味では、

neat and tidy  :きちんと整頓されて

”Keep your room neat and tidy." 部屋をきちんと片付けておきなさい。

みたいに使われます。

 

それから、rowていうのは列。

in a row(列が一本の時):列になって

in rows (列が複数の時):列になって

前置詞はinを使います。

 

■on a Saturday:ある土曜日に(問題30-32番(第3問B本文))

 

私が中学とか高校の時には、

土曜日に=on Saturday

しか出てきませんでした。

(違ったかなー?記憶にないだけ?)

 

最近の教科書には

on Saturday

on Saturdays

両方あります。

教え始めたころは、

sがあったりなかったりややこしいなーと思いました。

 

が、ちゃんと違いがあります。

on Saturday: 次の土曜日(もしくは文脈で特定の土曜日)

on Saturdays:毎週土曜日

です。

ネイティブは使い分けてるんですね。

 

・・・というのは知ってたんだけど、

今回センターで

on a Saturdayという表現があって、

なるほどー

と思いました。

 

on a Saturday:ある土曜日に

ですね。

 

センターでは

Thank you for coming on a Satuday.  :土曜日にお集まりくださりありがとうございます。

というスピーチの冒頭でした。

 

on Satudaysじゃないのはわかりますが

on Satudayって自分では言っちゃいそうです。

 

でも、特定の土曜日に来たことを感謝するんじゃなくて

沢山ある中のどれでも「土曜日」という曜日に来たことを感謝するので

on a Saturdayがしっくりきます。

 

Thank you for coming on a rainy day. (お足元の悪い中お越しくださり、ありがとうございます)

も同じかと。

on the rainy dayじゃなくon a rainy dayです。

 

 

まだ続く・・・