なお先生のアンテナ

個別指導の塾講師です。教育に関して日々、気づいたこと、シェアしたいことを綴っています。

フィンランド・メソッド

私が今年のお正月に出会った本はこれです。

f:id:naomat:20220206172927j:plain

フィンランド・メソッド入門』

フィンランドの教科書・学校で取り入れられている方法を
1.発想力
2.論理力
3.表現力
4.批判的思考力
5.コミュニケーション
の切り口で解説しています。

フィンランドPISA(学力到達度調査)において
2000年、2003年に連続して読解力1位ということで注目されました。

なんとなくフィンランドの教育って良さそう…
ぐらいしか知らなかったのですが、この本で具体的に知ることができました。

一番の気づきは、
「発想力」

子ども達は発想力豊かなので困ったことはないのですが、
発想力をさらに開発すると、どんなに創造的な子どもになるだろう!

今回はフィンランドメソッドの
ゼロから1を生み出す頭の使い方、参考になりました。
具体的には「カルタ」というマインドマップ
カルタは、フィンランド後で地図の意味だそうです。
中心にテーマを書き、その周りに思いついたことを書きこんでいきます。

日本では以前大人に流行りましたが、フィンランドではこれを小学校3年・4年の国語で徹底的に練習するそうです。
作文を書く時にも使えそうだし、
アイディアを出すあらゆる場面で使えそうです。

2~5はまさに論理。
論理的に思考する力・表現する力なので
ろんり教室でやっていることがいくつも出てきました。

例えば、
・意見には理由をつける
・「どうして?」を掘り下げる
・物語では原因と結果を考える
・フォーマット作文
クリティカルシンキング
・「本当にそうかな?」と思い込みを疑う
・文章から必要な情報と不要な情報を分ける
・相手の立場で意見を述べる

などこれからも、教室で子ども達と考えていきます。

フィンランド・メソッド、なかなか面白いので取り入れていきます♪