プログラミング教育って何をやるの?
2020年度から小学校で必修になるプログラミング。スタート目前なのにあまりまだよく分からない。
一体どんなことをやるんだろう…?
その具体的なイメージができるものを見つけました。
市販のドリルですが、学習指導要領対応だそうです。
ドリルの王様 5,6年の楽しいプログラミング 新学習指導要領対応
- 作者: 島袋舞子,兼宗進
- 出版社/メーカー: 新興出版社啓林館
- 発売日: 2019/03/06
- メディア: 単行本
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(上に紹介したのは5,6年生用ドリルですが、1,2年生用、3,4年生用もありました)
パズルとか暗号解きみたいな子供が楽しめそうな内容になっています。
プログラミングらしい命令図が出てくるけど、難しいことは全くないでしょう。
「順序」「繰り返し」「分岐」といったテーマで、
指示を読み解く問題です。
算数での規則性(たとえばマッチ棒を並べてN番目の本数を式で表す)に似ていますが、
自分で規則を見つけるんじゃなくて、指示に従うと次はどうなる?を予測するだけです。
結局、問われているのは、読解力!!
小学校でやるプログラミングが
この問題集のレベルだったら、
「自分がロボットになった場合に動けますか?」
と問われている。
つまり、
「この問題が解けなかったらロボットに負け!」
ということ。
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』という本がありましたが、まさに
AIに仕事を奪われる人間になるか?
AIを作る人間になるか?
の分かれ目は読解力です。
プログラミング教育の目的は、
プログラマーを育成すること等ではなく、
「論理的な思考方法を身につけること」
だそうです。
ゆくゆくは自分で命令図を書くのだろうけど、
それは手段でしかなく、
ゴールは整理立てた頭の使い方をすること。
小さいうちから鍛えられるものなら鍛えたいものです。